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代表 當原 容一郎(とうはら よういちろう)
子供の豊かな発想力を育てたい。
そのためにはどんな教育がいいのか。
私の考えでは、子供、特に小学生より小さい頃の発想力は、伸ばすのではなく潰さないのが大事です。
そもそも子供って豊かな発想力の持ち主なのです。
人間の目が赤だったり、家の上に太陽と並んで地球が描いてあったり、紙粘土を水の中に放り込んだり、絵の具をチューブから全部出してしまったり・・・大人の常識から見れば間違っているかもしれませんが、大人じゃ思いつかないことを実際にしているじゃないですか。
子供はハイハイするころから「こうしなさい」「こうしちゃダメ」に囲まれて育っています。そうしているうちに、元々あった発想力、想像力を抑えるようになるのです。
こどもの絵を見て、「ここから手が出てるのはおかしいんじゃない?」とか「足が大きすぎるよ」なんてダメだししていませんか?
まだ技術がないのですからバランスが悪かったりするのは当たり前です。せめて絵を描いているときくらいは「これはダメ」は言わないようにしましょう。
小さいうちは自由に自由に描かせて下さい。
発想力を伸ばすには、何をどう教えるかよりも、まず大人が余計なことを言わないよう我慢する。ぜひ保護者の方ががんばって下さい。
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