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おえかき好き、工作好きの子供の才能を伸ばすには

こどもデザイン教室りねあ

代表 當原 容一郎(とうはら よういちろう)

第4回・絵が上手な子供になって欲しい

「上手な絵が描ける子になって欲しい」

とおっしゃる親御さんがいらっしゃいます。

実はデザイン教室りねあではその親御さんの言う「上手な絵」を描かせるレッスンは最小限にしています。

そもそも「上手な絵」ってどんな絵でしょう。

ほとんどの人がイメージする「上手な絵」とは、本物みたいな絵、つまりデッサンがしっかりしている絵と答えるでしょう。

だとすると、人気漫画に出てくる人物などはほとんど「ヘタクソ」ということになります。

そうではないでしょう。

本物みたいな絵を描くトレーニングは、小学校高学年からでも遅くありません。

もっと言えば私自信がそういった絵のトレーニングを始めたのは22歳のときです!

小さいうちに、例えば「人はこう描く」「車はこう描く」「花はこう描く」と教えると、親御さんの期待通りに上手くなります。

ただし、人を描くとき、車を描くとき、花を描くとき・・・はずーっと同じような絵を描く子になる危険があります。

デザイン教室りねあでは、「大人から見て上手な絵」よりも「自分の絵」を描けるように指導しています。

まずは自由に描かせる。

その絵の中でいいところを褒めます。

悪いところを矯正する必要はありません。もう少し濃く塗った方がいいよ、とか、大きく描こうね、という指導はしますが、バランスが悪いとか、ここはおかしいということは、そのうち自分で気づくのですから、言わなくていいのです。

いいところを伸ばす。これだけです。そうすれば悪いところなんてどうでもよくなります。

本物と違ってもいいのです。それは大人の見方であり、子供は子供なりに考えて描いているのですから。

 

ただしデッサン以前の、線の引き方、色の塗り方、紙の折り方など基礎の基礎はいろんな方法を試してもらうようにして、課題の中でしっかりと練習してもらいます。

本当の基礎はデッサンではありません。写生をすることではありません。

 

お子さんの絵が下手だと思っている方。本当に下手かもう一度見て下さい。

本物とは似ていないかもしれない。もしかすると何を描いてあるのかわからないかもしれない。

でも丁寧に色が塗られていたりしませんか?線に勢いがあって元気に感じられませんか?変わった色使いをしていませんか?

みんな褒めるポイントです。

上手な絵を描いて欲しいとお考えでしたら、ぜひ上手な絵とは何か?ということを大人がまず考えてみて下さい。

 

お問い合せはメールでお願いします。

school@tohara-design.com

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